【警告】富士山がそろそろ噴火するかもしれない
300年以上沈黙が続いていると言われている富士山。
現在はコロナの影響で登山道は封鎖されており、登山シーズンでも人気のない、寂しい状態が続いています。
日本の観光スポットやシンボルとして有名な富士山ですが、実は
「まもなく噴火するのでは?」
という恐ろしい噂があるのは知っていますか?
今回は富士山噴火の可能性について解説していきます。
江戸中期に発生した「宝永噴火」以来、300年以上も沈黙している富士山。
富士山噴火なんて現実味がありませんが、平安時代には300年弱の間に12回程噴火を繰り返すなど、富士山は噴火する可能性が十分にある山なんです。
次はいつになるのか予測がつきませんが、一部ネットでは「そろそろなのでは?」というヤバい噂があるんです。
今回は現在騒がれている富士山の兆候について調べてみました。
【緊急】富士山は間も無く噴火するかもしれません、富士山噴火の予兆が多発している🌋
1.富士山に起こっている噴火の"兆候"とは?
富士山噴火といってもある日突然何の前触れもなく噴火を起こすわけではありません。
富士山に限らず、噴火を引き起こす際には、何年にもかけていくつかの兆候があるとされています。
富士山にもまさに今にも「兆候」が起こっており、ここ数年マスメディアが取り上げてますよね。
富士山に今、何が起こっているのでしょうか。
富士山がそろそろ噴火すると言われている理由は、富士山の地下深くで「低周波地震」が頻発しているためとされています。
そもそも低周波地震とはなんなのか、それは決して馬鹿にできない、とんでもないものだったのです。
とても小さいため、近くに住んでいる人でさえ、揺れを感じることはありません。
微弱な揺れは、感度のいい地震計を使って初めて観測できるレベルのようですね。
この地震は,火山の中でしばらく休んでいたマグマが再び活動を始めた時に起こる現象なんです。
「小さい揺れなら問題ないじゃん」と考えがちですが、これが大問題なんです。
マグマには水蒸気をはじめとした様々なガスが溶け込んでいて、上昇によって圧力が減ると体積は徐々に増えていく特徴を持っています。
マグマの体積が増えるとどうなるのか気になりますよね。
もちろん増えた分は地下に収まりきらなくなるので、外に出ようとする力が働くんです。
その結果、マグマが火道へと急上昇し、火口を押し広げて大噴火を起こす仕組みです。
マグマが溶けていた水が水蒸気に変化する時、体積は何と1700倍にも増え、大きな力となります。
噴火の際の膨大なエネルギーは水蒸気だったんですね。
富士山の地下深くでマグマが動き出したということは、徐々に体積が増え、噴火のための力を溜めている途中とも考えられます。
低周波地震は一般的にぼくたちが体験する「有感地震」とは違い、地下にある液体などが、揺らされた時に観測できるものです。
これが富士山の山頂から地下15kmくらいの場所で起こっているとなると、何かを予言している可能性は十分にありますよね、、、。
2.富士山が噴火するまでのプロセスとは?
富士山が噴火すると言われてもあまりピンとこない人が多いかもしれませんね。
次は低周波地震から富士山山頂までのメカニズムを見ていきましょう。
現在、富士山の地下20kmには、マグマまで満たされた「マグマだまり」があります。
ここには約1000度にまで熱せられたマグマが完全にスタンバった状態であるわけですね。
それが地表に向かって上がってくると、噴火の準備が始まります。
そして、低周波地震の後、仮に内部のマグマが上昇してきた場合、火道が揺さぶられ、再び地震が発生します。
この時に発生する地震は僕たちが普段体験している有感地震で、地盤が割れるような凄まじい地震が想像できます。
さらに噴火が近づくと、「火山性微動」と呼ばれる細かな揺れが発生します。
この揺れこそがマグマが地上に噴火したことを指し、完全に噴火のカウントダウンが始まった状態です。
ちなみに大規模な噴火といえば、2014年に発生した御嶽山が有名ですが、ここでも最初の爆発が起こる10分ほど前に火山性微動が記録されています。
活火山の場合、噴火の前の前兆をつかみ、被害を最小限に食い止める方法が最も有効的とされています。
でも御嶽山の場合、事前にそれっぽい前兆が掴めず、噴火の直前に起こる火山性微動が始まったのは、噴火のなんと11分前すでに火口付近には200名ほどの登山者がおり、まさに不意打ちを食らった状態になりました。
実際富士山も2000年の秋頃から、前兆とされる低周波地震が月に100回以上観測されています。
頻度は以前と比べ、10倍ほど多いと言われているみたいですね。
幸いなことに最近は低周波地震の活動がやんでおり、マグマが上昇してくる様子はないみたいですが、いつ活動を再開してもおかしくないという専門家の声もあるみたいですね。
3.富士山の噴火は南海トラフ巨大地震と関係があった⁉︎
富士山の噴火について、スルーできない噂が、南海トラフ巨大地震との関連です。
直近では富士山が噴火を起こしたのは1707年の「宝永噴火」です。
この噴火で排出された火山灰は遠くに離れた江戸まで届き、近くの村では3メートルもの火山灰が積もりました。
その量は合わせて17億立方メートルという途方もない量だったんです。
もちろん火山灰によって農作物を作ることができない状態に。
積もった灰が詰まり、川が氾濫を起こすなど、街はとんでもない状態になりました。
江戸では昼間でも空が真っ暗になり、ロウソクを灯さなければならないほどだったといいます。
さらに火山灰は人々を容赦なく襲います。
地面に積もった火山灰は風で再び舞い上がり、多くの人が呼吸器疾患に悩ませる事態になりました。
これだけでも十分ヤバい災害ですが、もっと注目すべき点があるんです。
なんと、この富士山噴火が起こる49日前には、南海トラフを原因とした大地震「宝永地震」が発生しているんです。
これは2005年に発生したスマトラ島沖地震に匹敵するほどのレベルです。
南海トラフを起因とした大地震により、富士山の活火山な活発になり、やがて大噴火を迎えるのは十分考えられる状態ですね。
日本が地震と大噴火のダブルコンボで瀕死のダメージを負う未来も近いのかもしれません。
4.富士山が噴火したら、日本はどうなる?
『もし富士山が噴火したら』という最悪の状況を考えたくないですが、噴火した場合の状態を国の検討委員会がシミュレーションしたことがありました。
調べてみたところ、衝撃の事実が見えてきましたよ。
シミュレーションは宝永噴火と同レベルの噴火が起こった状態を想定しています。
まず大噴火後、3時間ほどで神奈川や東京の都心、千葉県、埼玉県にまで到達し、微量火山灰でも各地に鉄道の運行システムに不具合が発生。
電車はまず即効で止まってしまいます。
また影響が出るのは電車だけではありません。
車をはじめとする交通機関も被害を受けます。
大量の火山灰によって視界が悪化し、車の通行が困難になります。
しかも雨が降ったらなんかしたらもっと大変です。
電気設備にまで灰が付着し東京都心でも停電する可能性があります。
さらに悲劇は終わりません。
それによって下水道は使用不可能となり、通信関係もダメージを受け、スマホやパソコンが使い物にならなくなる可能性もあるみたいですね。
噴火には土砂や噴石も含まれますが、1番ヤバそうなのが、火山灰による被害と考えられてます。
もちろん火山灰が与えるダメージは街だけではありません。
もし僕たち人間に降りかかった場合もとんでもない影響をもたらします。
火山灰は砂のようなサラサラしたものではなく、ガラスや鉱物の小さなギザギザとした粒です。
大量に吸い込むと咳が出たり、鼻や目に違和感を与える可能性があります。
また目に入ると痛みを引き起こし角膜障害や結膜炎を起こす場合も。
稀ですが火山灰を皮膚に浴びることで、炎症を起こす人もいるそうです。
富士山が噴火したら僕たちの生活は一変してしまう可能性がありますね。
一説によると除去が必要な火山灰は約4.9億立方メートルにものぼり、東日本大地震で生じた災害廃棄物の10倍とも言われています。
ちなみに南海トラフが起こった場合の経済的損失は1240兆円とかいう、とんでもない予測もあるので、もしダブルで来たら、まさに日本は壊滅ふる可能性が高いですね、、、。
万が一のことを、今から考えておかなければならないのかもしれません。
ということで今回は富士山の噴火の可能性と、噴火後に待っているかもしれない日本の将来について見ていきました。
噴火は全国で起こっていますが、富士山噴火となると規模もレベルも違いますね。
『いつか』がいつ来るのか、誰にもわかりませんが、今からできる備えをしておくといいかもしれませんね。